こんにちは!メディックメディア編集部です.

臨床検査技師になるために突破しなければいけないのが臨床検査技師試験.どんな試験かを改めて確認し,合格に向けてイメージを作っていきましょう!

手続き・試験日程

例年試験は2月中旬・合格発表は3月末にあります.令和8年度の第72回試験では試験が2月18日,合格発表が3月23日に行われました.

試験は例年午前と午後でそれぞれあり,説明が30分,試験が150分と長丁場になっています.詳細なものは受験者の皆さんが直前にもらう受験票に載っているので,よくご確認ください.

受験の申し込み期間は例年12月中旬~1月上旬です.第72回の際は令和7年12月15日~令和8年1月5日でした.期間内に

  • 願書
  • 写真
  • 返信用封筒
  • 卒業証明書や医師免許など受験資格を証明するもの

を所定の提出先に提出しましょう.
手続き・試験日程の詳細については,9月上旬に厚生労働省からの発表があり次第お知らせいたします.

試験会場

試験会場は例年北海道,宮城,東京,愛知,大阪,広島,香川,福岡,沖縄に設置されています.
9月に試験会場が設置される県が発表されますが,具体的な会場名は1月下旬に受験票が届くまでわかりません.受験票をよくご確認ください.

合格率

回数 全体合格率 新卒合格率 既卒合格率
第68回 75.4% 86.4% 22.4%
第69回 77.6% 89.5% 29.3%
第70回 76.8% 88% 26.3%
第71回 87.6% 94% 40.4%
第72回 84.7% 93.3% 29.1%

過去五回分の合格率は上図のようになっています.

新卒の受験者にとっては9割程度,全体で見ると8割程度の方が合格する試験です.つまり,周りに差をつけるのではなく周りと同じように得点を重ねれば合格できるような試験だと言えます.他の人が解けないような問題を解くことを目的とするより,周りが解けるような問題を取りこぼさないことを心がけた方が良いでしょう.

既卒の受験者にとっても,新卒の受験生がきちんと覚えてくるような基本的な知識を穴のないようにカバーし,簡単な問題を落とさないことが肝要です.

問題について

試験は五肢からの選択問題や画像問題,計算問題などが200問出題されます.(実際の試験問題は厚労省のHPから確認できます)

出題される分野は以下のようになっています.

  • 医用工学概論(情報科学概論及び検査機器総論を含む)
  • 公衆衛生学(関係法規を含む)
  • 臨床検査医学総論(臨床医学総論及び医学概論を含む)
  • 臨床検査総論(検査管理総論及び医動物学を含む)
  • 病理組織細胞学
  • 臨床生理学
  • 臨床化学(放射性同位元素検査技術学を含む)
  • 臨床血液学
  • 臨床微生物学
  • 臨床免疫学

配点の割合は以下の画像のようになっています(当社の調査により算出).

この中でも,臨床生理学臨床化学病理組織細胞学臨床血液学臨床微生物学は配点が大きい傾向にあるので,厚めに対策をする必要があります.

合格するために

合格に必要な点数は120点(6割)ほどだと言われています
(※採点除外問題が出ることもあります)
そのため合格には高得点を目指し難しい問題を解く力よりも周りも解けるような問題を確実に解く力が必要です

過去に出題されたことのある問題が出ることも多いため過去問を繰り返し解いて知識を蓄えることが大切です。過去19年分の過去問から良問を厳選し豊富な解説を加えている「Question Bank」などの教材を活用すると効率よく学習が進められます.

Question Bankの使い方はこちら

まとめ

臨床検査技師試験では難しい問題を解き差をつけることよりも,受験者の多くが解けるような問題を丁寧に解き点数を積み上げることが大事です.

勉強しなければいけない領域が広く大変ですが,コツコツと積み重ねて合格を掴みましょう!