便利な機能が搭載!
「QBオンライン臨床検査技師」の利用法  ~教員の場合~

中部大学 生命健康科学部 生命医科学科 川本善之先生

 

過去問のデータ素材として扱えるツール「QBオンライン臨床検査技師」

 

ー川本先生は、「QBオンライン臨床検査技師」(以下「QBオンライン検査」)をどのように利用してるのでしょうか?

講義の準備や、類似問題作成の際に利用しています。特に、対象とするキーワードを含む問題が一度に検索できる機能は重宝しています。

ー具体的にはどのような活用法でしょう?

講義で新しい内容を教えるときに、まずはこちらからその事項について説明をします。その後に、では実際にはどういった問題が過去に国試で出題されたのか、ということをスライド上で学生に紹介しています。

そのスライドを作成する材料として、表形式の「過去問データベース」のようなものを以前から自作しているのですが、現在このデータベースを作るにあたり「QBオンライン検査」を使用しています

以前は、厚生労働省が発表している問題と正答を使用していました。厚生労働省のホームページからPDFをダウンロードして、OCRスキャンにかけることでテキストを抽出し、データベースを作成するという手法です。しかしその方法では、正しくテキスト抽出ができるとも限らず、テキストペースト後も細かい微調整が手作業で必要になっていました。

「QBオンライン検査」では国試のテキストや画像を簡単にコピーすることができます。問題から選択肢まで一括でコピーしても、表計算ソフトにペーストしたときにきちんとセルごとに分割して貼れるのも便利です。以前のような微調整が少なくなり、重宝しています。

 

「QBオンライン検査」で検索して,学生に紹介する問題を選定

 

ー他に使用している機能などはありますか?

講義の中で学生に紹介する問題は,「QBオンライン検査」上のキーワード検索で探しています。例えば、モノクローナル抗体について説明した後には「モノクローナル抗体」の検索結果として出てきた問題を、分子ふるい効果について説明した後には「分子ふるい効果」の検索結果としてでてきた問題をスライド上に用意して紹介する、といったような形です。問題を提示した後にはすこし時間を設けて、実際に学生に解いてもらい、その後に解説をしています。

 

選択肢の順番を替えただけで、同じ問題が解けなくなる学生がいる

 

ー類似問題の作成法についてもお伺いしたいです

「過去問データベース」の選択肢の順番を入れ替えたり、アレンジしたりして授業に使用しています。

例えば、選択肢の順番を入れ替えたり、「正しいものを選べ」を「誤っているものを選べ」にしたりしています。あるいは、「2つ選べ」と出題されていた問題であえて単に「選べ」とだけにしたりもしています。国試の問題そのものを解ける学生が、選択肢の順番を替えただけで同じ出題が解けなくなってしまう、ということがよくあります。そういったケースを防ぐために、こういった工夫をしています。

ー先生は、良問とはどのような問題とお考えでしょうか

即答できるような問題は、誰でも出来て当たり前です。そうではなく、「よく考えてみれば、選択肢としてはこれが選べるな」というものが良問だと思います。つまり、ひとつの正答だけを理解しているだけでは不十分で、他の選択肢まできちんと考察させるような問題です。

また、正答率も一つの指標になると思います。学生さんが正答率をみて「これはレベルの高い出題なんだな」「正答率が6割くらいあるものがわかっていればいいんだな」と思えれば、自信にもつながると思います。

 

国試攻略のコツの一つは,いかにスピーディにこなすか

 

ーここまで、先生のお立場での「QBオンライン検査」の利用についてお伺いしてきました学生さんが本コンテンツを利用するメリットはどのような点でしょうか

私の学校では、どのように勉強するかは生徒それぞれに任せています。「書き込みをすること」「作業しながら覚えること」はもちろん指導しています。ですが、国家試験を勉強するということはとてもパワフルなことで、どれだけスピーディーにこなせるか、ということも実は重要になってきます

そういった観点で、「QBオンライン検査」はスピーディに勉強できるツールです。重い書籍を持ち運ぶ必要がなく、通学中や、どこかで長居するようなときに、パパっとクイズを解く感覚でスマホで勉強ができます

以前とても優秀な生徒がいまして、その学生は「片道2時間半の電車通学の時間をいつも勉強に使っていた」と言っていました。通学中の学習習慣は、学生の成績を伸ばす大きな力になると考えます。通学に時間のかかる学生には「QBオンライン検査」の利用は非常にお勧めです。

ーなるほどひと目のある電車の中では幅のある書籍が開きづらかったり,特に解剖写真などは紙面を広げて見ることに抵抗感があったりしますその点でもスマホ画面での演習は便利ですね

 

「理解度」を記録につけて,苦手をなくすように指導しています

 

ー機能の面で,先生から学生さんにオススメしたいポイントは何でしょうか

「QBオンライン検査」には演習評価が残る仕組み*がありますから、うろ覚えの問題だけ繰り返し解くことができ、この点は非常にオススメです。

*解いた問題に「◎○△✕」の評価をつけることができ、検索条件とすることができます。

私は学生に、たとえ紙ベースの勉強であっても、4段階や3段階で各問題への理解度をメモしておくように指導しています。瞬間的に応えられるようになるまで、◎はつけるな、と伝えています。まさにこの方針と、「QBオンライン検査」のシステムは合致していました。

有難うございます。「QBオンライン検査」によって先生の指導のお手伝いをすることが出来るということで、大変参考になりました。お時間くださり有難うございました。

 

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