こんにちは,編集部のAです.

みなさん,こんな悩みを持ったことはありませんか?

もちろん,自分に合う勉強方法やスケジュールは人それぞれ.

今回は,すでに国試を終えた先輩に実際に行ってた勉強スケジュールについて聞いてみました!自分に合った計画や目標を決めるための参考にしてみてください.


自分の苦手を見極めてから勉強する

Mさん(仮名)

●分野別の勉強で学びを実感する

私は,1週間のノルマを分野(科目)単位で決めていました.

実は勉強をはじめた当初は、大学の先生が1日の問題数を決めて年ごとに解いていくことを勧められ,その方法でやっていました.

しかし、ただ闇雲に演習量だけが積まれていき、自分に必要な知識が深まっている感じがしなくて…「今週は何を学んでいたんだろう…」と悩むようになってしまいました.この勉強法は,私には合わない方法だったようです.

なので,今度は分野ごとに勉強してみることに.すると、自分に今必要なことを集中して学べているので,自分が何を勉強しているのか明確に実感できるようになり,一気にモチベーションが上がりました!

●週末に自分の苦手分野を知り,平日はそれに集中して勉強する

実際の勉強スケジュールは以下の通りです.

▼1週間のスケジュール

日曜日に,過去問や模試を1年分(200問)を解く.

➡この200問のうち,できていなかった分野や解答に特に不安があった分野から1~2分野選ぶ.

➡次の1週間で選んだ分野をひたすら演習する.(1日100問程度)

「QBオンライン 臨床検査」の「問題セット」機能の詳細はこちら!

定期的に過去問や模試の1年分を実践的に解いて自分の実力を測ることで,自分に今必要なことを判断することができます.そしてこれをカバーするように勉強の計画を立てることで,自分が何のためにこの勉強をしているのか,何が身についたのかを実感できるようになりました.

もちろん勉強できない日もありましたが,卒研発表会や院試がある9月ごろまでは週に300~500問程度(1周目問題だけ),10~1月半ば頃は週に600~800問程度(単元中の全ての問題)を目標に問題を解いていきました.

 

●翌日に不足なく復習するために「問題セット」を作っておく

演習をしていく中で,解説を読んでも理解ができなかった問題や,つい最近も解いたのにまた間違えた問題は『明日絶対やる「問題セット」』に入れていきます.つまり,十分な復習が必要な問題のための「問題セット」ということです.

この「問題セット」に入れた問題は,次の日の午前中のうちに教科書や他の参考書などを使って調べノートにまとめていきます.焦らずじっくり考えたり,しっかり調べたりするためにとても有効的だったと思います.

その週,その日の勉強のスタートの仕方や量,内容が事前に決まっているので,何を勉強するかに悩む時間が減り,気持ちを勉強にシフトしやすくしてくれる方法でした.

 

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