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本日は、全国の「QBオンライン臨床検査技師」ユーザーデータから明らかになった
●合格した受験生
●不合格になってしまった受験生
の差についてレポートを共有します。
(対象は第70回国家試験受験生1354名。うち合格者1177名、不合格者177名。)

国試の合格者/不合格者の違いは?

70回国試の合格者/不合格者に分けて、ユーザーデータを分析したところ、
① 夏ごろから、「演習量」の差が広がっていく
② 不合格者は、「正解率」が最後まで上がりきらない
という2点が示されました。

①に関しては、当然の事実で、合格者ほどたくさんの問題を解いているということです。

不合格者の演習量も、徐々に伸びてはいくのですが、
合格者の演習量には追いつけず、徐々に引き離されていきます。

 

不合格者は、間違えた問題をそのまま放置している!

②がむしろ注目すべき点で、

●合格者ほど、解いた問題の「正解率」が上がっていく
(春77%→冬92%)
●不合格者は、解いた問題の「正解率」が最後まで上がりきらない
(春77%→冬80%)
ということが示されています。

不合格者は、間違えた問題を復習しないまま、
闇雲に新しい問題に手を出し続けてしまったと言えます。

正解率に差が出るのは、11月下旬から!

実は、合格者/不合格者で「正解率」に大きく差がつき始めるタイミングが、
直前期といえる11月後半の時期になっています。

「QBオンライン臨床検査技師」をご利用いただいている学生さんにつきましては、

「正解率がきちんと上がっているか」をこの時期のチェック指標として活用いただくのがオススメです。

「ただ多くの問題を解くだけでなく、間違えた問題は解けるようになるまできちんと復習すること」
の重要性の根拠として、今回のデータをご活用くださいませ。

 

 

 

▽補足

対象人数:弊社サービス「合格予報」2023年度アンケートにて「QBオンラインのみを利用」「QBオンラインと書籍を併用」と回答したユーザー。
(該当総数は1354名。うち合格者1177名、不合格者177名。)

正解率:各時点の「◎○△の合計/◎○△✕の合計」

※添付の画像資料では、不合格者との差異を明確化する意図で、下位20%の合格者196名)のみを抽出して比較しています。
なお資料には掲載しておりませんが、上位20%合格者270名)はより顕著に正解率が上昇していました(77%→92%)。